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風に舞い上がるビニールシート(3)

ついにラストにたどり着いたわ。

風に舞い上がるビニールシート

正直なところ
世の中の酸いも甘いもしらない若造の私。
この想像力じゃ、このお話は1%も理解しきれないかもしれない。

でもなんかギュッと胸がつかまれる。

幸せってなんだろう。

愛って何なんだろう。

少しだけ実感できるのは、
二人の張る「意地」だった。

自分の中にある不安や不確かなもの
それに抗うように意地を張る。

それは、時に前に進む力となり、
衝突の原因になり、救いがたい悲しみをも産む。
もちろん、悲しみから立ち上がる勇気にもなりうる。

物語の最後の里佳の台詞

「私をアフガンに行かせてください。」

鳥肌が立った。

なぜこの結論が導かれたか?

明確には読み取れなかった。

意地なのか、意地から開放されたその先に見えた景色なのか?
はたまた、他の何かが彼女を突き動かしたのか?

私は現実に目をそらして生きてる。
ビニールシートは見えない。

でも、今の私が居るこの社会の秩序は何か歪だってことは
なんとなく感じてる。
今の僕は、里佳みたいにはなれそうにない。
でも、「犬の散歩」の恵利子くらいにならなれるかもしれない。

「自分には関係ない、と目をそむければすむ誰かやなにかのために」

世間のルールからはズレてて、相手にされないかもしれない。
どうしょうもない自分勝手なわがままかもしれない。

でも、今日まで生きてきて感じた不安や不満への自分なりの答え
それを頭で考えるだけじゃなくて、行動してみようと思う。

間違ってもいい、やってみよう
世界を救うような大きなことはできない。

でも、自分が美しいと思うもの、大切だと感じるもの
それを守りたいという気持ちはある。

不器用で、うまくはやれないと思うけど、
粘って、粘って、歯を食いしばって、
走ってみようと思えた。


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ジェネレーションX

ジェネーレションX

「俺は、バカな真似などしない大人に憧れてた。

平凡でも地味でもいい、ごくまっとうな、良識のある大人になりたい、と」

「残ってるもんだな、若い自分のかけらみたいなもんが。見たいなときどき、恐ろしくバカなことをやりたくなる」

それから先、5回アクセルという単語が出てくる。

その一回一回に滲み出る石津のパッションが

とても心地よかった。

自分で言うのもなんだけど、
小学生くらいから結構大人びてたと思う。

大人びなければならないと考える事情が色々あったのだ。

中学生になって、
時々、バカなことやる奴の近くに居る機会があった。

自由気ままな猫かお前は。
理解に苦しむ。

でも、それがすごくうらやましかった。

冷めた目線でしか世界を見れなかった私に
夢や、希望の美しさ、尊さを気づかせてくれた。

今、思えば、
彼女も夢や希望ばかりを持ってたわけじゃなく。
人並みに失望や恐怖、理不尽さを感じていたんだと思う。

だからこそ、夢や希望の大切さを知っていたのかな?

大学生活もあと半年ちょい

臆病な私は、なにを始めるにも躊躇してしまうけど、
なけなしの勇気を振り絞って
猫のように自由に生きてみようと思う。

鐘の音

鐘の音

潔の仏像に対する愛着?むしろ執着かな。
なんか共感できる。

あの乱暴な程の一途な愛情

でも、潔は捨てる。

捨てたのと、捨てなかったのとどっちがいいかなんて分からない。

でも、今の潔には大切なものがある。
それは確かなこと
かつて、心から愛したものがあった。
これも確かなこと

それだけで十分なんだ。
人生に対する評価は。

しかし、ホントに「けったいな話」でしたなぁ
最後の鐘の音という表題を思い出させるオチもなんか好きでした。


追記

仏像の裏にこんな素敵なヒステリーが隠れてるんですね。
伝承、物語、真実かどうかはわからないけど
確かに心にしみる。
せっかく京都にいるんだから
もっと詳しく勉強するべきだった。
もう半年もないけど
まだ間に合うかな?

守護神

守護神

まず、ニシナミユキがいい。
俺の好みだ。

という個人的な理由ですっかり物語の中にin

面接……みたい
あぁa、就活が……

主人公の裕介の「徒然草」について語るシーンは
あまりの美しさにうっとりしてしまった。

「だから今回はもっと丹念に『徒然草』を読み込んできたんだ。見てくれ。」

中学校の国語の授業を思い出した。
こんなにハイレベルではなっかったけど、
こういう本の読み方は好き。

そして、ニシナミユキはこう受ける。
「なにと聞くなら教えてあげましょう」
攻守逆転。
ニシナミユキの表情に合わせて、裕介の心の迷いが晴れていく。
初めて出逢ったときのキラメキを取り戻すように。


最後、
完璧に見えたニシナミユキの意外な一面もなかなかストライクって感じだったなぁ

なんだか、微笑みながら
金次郎ストラップ買いそうな気分になっちゃったわ。
どうしてくれるのよ。

追記

今年、私は、卒論書かないといけない身。
裕介みたいに、書けたらいいなぁ。

面倒くさいと思ってたけど、
少し前向きに卒論と向き合える気がした。
ありがとう。



犬の散歩

私、ペット飼ったことないんで、うまく感情移入できませんでした。

でも、
  「自分には関係ない、と目をそむければすむ誰かやなにかのために、 
  私はこれまで何をしてきたことがるのだろう?」
この言葉は心に引っかかった。
まだ自分の中で租借し切れてはない。


スナック、保健所、ボランティア、老夫婦、捨てられた犬、主婦
現代を支える秩序の周縁に位置するであろう彼ら。

そこには、日々の忙しさに追われて見逃しががちな
美しい何かがあったように感じた。

何年か後に読むともっと深く理解できるかもしれない。
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